都市部と地方の教育格差を

我が国において、以前から都市部と地方における児童・生徒の学力の格差が指摘されており、大手出版社が主催する全国一斉テストを行った結果では都市部の方が基礎学力、応用力ともに平均点が高い傾向にありました。そして子どもの学力と相関があるのが都市部と地方における親の平均所得の違いです。都市部では親の収入が高い傾向があり、子どもの教育費にかける金額も親の収入に応じて高くなる傾向があります。地方においては親が子どもの教育費にかける金額が低いため塾や予備校の需要が都市部ほど高くなく、結果として教育産業が商売として成り立ちにくくなります。このため、仮に高所得の世帯であっても塾や予備校の選択の幅が狭ければ親が子どもに都市部と同じレベルの教育を受けさせることが難しくなっているというのが現状です。このような教育格差を縮小するために、現在IT技術の活用で教育現場が変わりつつあります。IT技術を用いることによりインターネットの回線とパソコンさえあれば、都市部の塾や予備校などで行われる質の高い授業を日本全国どこにいても受講することができるようになりました。さらに、インターネット回線を利用することにより通信費用を低額に抑えることができますし、授業で用いられるテキストや副教材の配布も容易になります。そして、子どもが一方的に授業を受けるだけでなく、質問などを送信することにより双方向での教育が可能になるのです。IT技術を活用した教育には地方のみならず、都市部の大手の塾や予備校にとってもメリットがあります。近年は少子化の影響で教育産業は衰退しつつあります。そのため、より多くの受講生に講義を開放して授業料収入を得ることができれば教育産業を維持することができ、教育の質を落とさずに済むようになります。このように、IT技術の活用を教育現場に導入することにより、日本全国どこにいても子どもが等しく教育を受けることができるようになり、教育格差の是正につながっています。

地域格差がなくなるのか

これまでの社会には様々な面において地域格差が存在してきました。物質や情報の流通についてや教育についても → 詳しくは・・・